なるほど!?信用取引の費用

信用取引を行うための原資・委託証拠金

証券会社などから資金や株式を融通してもらって取引を行うのが信用取引です。一見すると現物取引と同じような株取引に見えますが、貸借関係に基づく証券取引であるため、特に費用面における構造は全く違っています。
まず、信用取引を行うにあたって必要になってくるのが「委託証拠金」です。信用取引では委託証拠金のおよそ3倍の取引を行うことができ、発生した損失はここから差し引かれていきます。その損失による委託証拠金の毀損率が一定比を上回ると「追証」と呼ばれる追加入金の強制が発生するため、信用取引を行うトレーダーはこの委託証拠金という費用の管理・運用に最も気を配る必要があります。常識的な範囲での運用を心がけておけば一般のトレーダーで追証が出る可能性は低いのですが、常に念頭に置いて取引に臨むようにしなければなりません。

信用取引をするには多くのコストがかかる

信用取引には「資金や株を借りる」という現物取引には無い手間がかかるため、その分多くの費用がかかってきます。昨今では信用取引をする際に支払う手数料を現物取引と同程度に設定する証券会社が増えてきましたが、それでもやはり信用取引の方が手数料が割高であるのが一般的です。
また、信用取引をするに当たって証券会社から有価物を借りることになるため、借りた期間に応じた金利がかかってきます。現物取引と同じような感覚で取引をしていると、利益を金利が上回って結果的に損失が出てしまうということにもなりかねないため、常に金利がかかることを前提とした運用を心がける必要があります。デイトレードでは金利がかからないような証券会社もあるため、費用面から信用取引の口座を開設する所を決めるのも、一つの選択方法だと言えるでしょう。